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2005/02/04

シリーズ『週刊日本の伝説を旅する』を読む その1

世界文化社からの刊行が始まった『週刊日本の伝説を旅する』の創刊号が自宅に送られてきた。「ブログ上で書評しませんか?」というお話を世界文化社の編集の方から頂いたからだ。もっと正確に言うと、私のブログのお師匠さんのところへ最初にお話があり、それに私も相乗りさせて頂いたわけである。

「伝説」と「旅」。どちらも私の大好物である。このシリーズでもって、きれいな写真や絵を眺めながら、伝説めぐりの旅が擬似体験できれば楽しいだろうなってことで、しばらく書評してみます。

創刊号は京都の伝説がテーマで、小野小町・酒呑童子・小督局が取り上げられています。中高年女性の旅行が盛んな昨今、少し女性の読者を意識したラインナップなのでしょうか。
冒頭の安西篤子による小町と深草少将のエピソードは、しっとりと味わい深く読めました。それ以下の酒呑童子と小督局に関する文章は、各伝説のあまり要領のよくないあらすじ紹介が文章の大部分を占めていて、正直面白くない。有名作家の既発表の文章を転載したものなのだと思うんだけど、やっぱりそれじゃものたりないなあ。
どうせなら、旅している気分にしてくれたり、旅にいざなってくれたりする文章をメインに読みたいな。このシリーズのタイトルは「伝説を旅する」なんだから。有名作家の文章じゃなくてもいいから、伝説にもとづいて現地取材をした生の文章をたくさん読みたい。

 さて、次号は私の本拠地「江戸」がテーマ。送られてくるのが楽しみ楽しみ。

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コメント

「ブログのお師匠さん」??? わたしはあまりパソコンにくわしくないから、お師匠さんじゃありませんよ……。
わたしは「メールで書評を書いてもよい」といわれたので、そのようにします。それにしても学研のシリーズに似てるなあ。似てしまったのか似せたのか。
http://www.gakken.co.jp/gg/mati/

投稿: 高尾 | 2005/02/05 00:11

いやいや、お師匠さま。ご紹介の学研のページに行きましたが、そっくりですね。お互い負けずに競って面白い雑誌にしてほしいです。たしか、世界文化社のシリーズの方は、豪華執筆陣の「書き下ろし」という宣伝文句が以前はあったような(最近は無くなりましたが)。創刊号だから有名作家の名前が欲しかったんでしょうか。過去の文章の転載にはガッカリ。次号以下は、活きの良い文章を期待します。若くて無名でも面白い記事書けるライターはたくさんいらっしゃるでしょうから。「伝説と旅」といえば、例えば、浅見光彦さんとかね。あ、お師匠は内田康夫読まれないんでしたっけ?角川文庫から出てる『箸墓幻想』は絶対おすすめでっせ。この本は読まなきゃ損。

投稿: 小林信也 | 2005/02/05 09:28

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