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2005/04/23

日清カップヌードルのCM

カップヌードルのCMの最新版には、銃をもってパトロールする少年兵が登場。
広がる青い海の美しさと、その彼方をみる少年の姿に心を打たれた。
もちろん、そこに流れるミスチルの歌もすごく良い。

だが、どうやら、このCMにはクレームがついたようだ。
放送は中止だとか。日清のHPからも関連ページが落ちている。

アニメで子供らが武器を扱うシーンはOKだが、実写だとダメってことなんだろう。おそらく。
報道番組で十分な説明を付けて実際の少年兵を取り上げるのはOKだが、CMにいきなり少年兵を登場させるのはダメってことなんだろう。おそらく。

でも、説明なんてなくったって、あの少年の姿が投げつけてくるインパクトだけで十分な気もする。
視聴者が子供であっても、そのインパクトを受け止めてCMの意図の本質を直感的に理解できると思うんだけど。無理かなぁ。
家庭において、親子で遠い国の少年兵の問題を話しながら、戦争について考える良いきっかけにもなると思うんだけど。だめかなぁ。

残念でした。制作者の方々、これにめげず、シリーズの続作、頑張って下さい。

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コメント

芸術的なインパクトがあったり面白いものは必ず誰かを不快にすると主張していらした方がいましたね。私もそう思います(笑)。がんばってほしいですね。

投稿: bun | 2005/04/23 20:31

お花畑に朽ちた戦車、という前作もなかなか良かったんですが、今回の少年兵にも感心させられてました。このCMのシリーズ自体が中止にならなければいいんですが。次作を期待しましょう。

投稿: 小林信也 | 2005/04/24 08:08

僕は今日になって知りました。
この『NO BOADER』というコンセプトに強く共感していた者として、とても残念です。
コンセプトを変えたり描写を甘くしたりすることなく、強い自信と信念を持って次回策を製作して欲しいと思います。

投稿: masakic | 2005/05/08 11:07

 masakicさん、コメント・TBありがとうございます。
 あのCMみるたび、銃をもつ少年の姿にドキリとしてました。何度みても慣れることがなかったです。
 ドキュメンタリーなどで本物の少年兵をみるときとはどこかまた違うインパクトがありました。ミスチルの曲も効果的だったんでしょう。報道映像のリアリティとは別のアートの力というべきでしょうか。
 大人にはちゃんとCMのメッセージが伝わると思います。「判断力のない」子供への影響が問題となったのでしょうか?それとも、「判断力のない」大人のクレームによる中止かな。
 ともかくクオリティの高いCMでした。残念です。

投稿: 小林信也 | 2005/05/08 16:32

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