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2005/06/21

巡見~江戸を縦貫する18 来月もやります

来月、7月9日の土曜午後に、本年度の巡見「江戸を縦貫する」後編を実施します。
この巡見の趣旨は、ここここをご覧下さい。

7月9日は、浅草橋周辺の玩具その他の問屋街、神田の繊維問屋街、江戸のメインストリート本町通りの現況、三井本館、日本銀行あたりを歩く予定です。江戸橋広小路のあとを通って、東京証券取引所へ行くかも知れません。江戸城本丸は次回(秋ぐち?)へまわそうかなと思っています。

その次回は、江戸城本丸の天守台から眼下の大奥御殿跡地を見下ろしたあと、地下鉄でふたたび三ノ輪に戻り、遊女の投げ込み寺、浄閑寺や吉原へ行ってみるのもいいかなと。あるいは、赤坂アークヒルズと六本木ヒルズの歩き比べとかに回ろうかな。

以下、業務連絡ですが・・・
川村学園女子大・都留文科大学・日本大学の学生さんで、今年は、僕の講義をとっていないけど、巡見には行きたい、という人がいましたら、このブログのプロフィールのページへいけばアドレスがありますから、そこへ自分の所属や名前を書いたメールを送ってください。巡見の詳細が決まり次第、ご案内を送付いたします。昨年の巡見出席者で今年もまた行きたい、という人も歓迎しますよ。
私が受け持っている(受け持っていた)学生さん以外の、学生さんや一般の方で、この巡見に興味があり、ぜひ一緒に歩いてみたいという方は7月2日までにメールください。相談しましょう。

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2005/06/17

しいたけのスパゲッティ

近所のイタリア料理店「カテリーナ・カステッロ」で美味しかったスパゲッティ。
しいたけとカラスミのスパゲッティ。

しいたけのスパゲッティは前から興味あり。

以前、某料理研究家のレシピをみて作ったしいたけスパゲッティは、多量のしいたけをフードプロセッサーでこまかく刻み、それを炒めたものに、粉のパルミジャーノ(パルメザン)を混ぜるというもの。正直、イマイチ。

今回、カテリーナ・カステッロのスパゲッティで感心したのは、カラスミとしいたけとの相性が抜群だということ。
ただ、残念ながら、高価なカラスミをデイリーに使うことは無理。

そこで、カラスミに代えて、アンチョビー。 美味しかった!

・しいたけをスライスし、それをさらに二つか三つに切る。一人分でしいたけ4個くらい。

・フライパンにオリーブオイルをドボドボと入れ、そこにニンニクみじん切り適量と、アンチョビーフィレ適量を投入。

・フライパンを弱火にかける。タカノツメを適量。

・スパゲッティを茹でる鍋に水を入れて火にかける。

・アンチョビーが煮溶けて、香ばしい匂いがたてば、タカノツメを除いて、しいたけを入れる。胡椒少し。

・鍋に塩を入れ、それから麺を入れる。

・しいたけが、しんなりし、すこしツルリ、トロリとした感じになれば出来上がり。ここで麺の茹で汁を少し加えたほうがいいと思います。刻んだパセリふるのも良し。

・茹であがった麺を湯切りし、フライパンに移して、よくあえる。味見して足りなければ塩。

トマトソースやクリームを使うよりも、当然のことながらしいたけの風味が直接楽しめます。
あと、しいたけとカラスミ、あるいはアンチョビーの相性はかなりのもの。ちょっとした驚き。
おすすめします。

2006.2.1.追記
つい先日、冒頭に紹介したカテリーナ・カステッロへ行った。この記事を書いた頃は浅草の名店ジャルディーノから移ってきたシェフやホールのスタッフが素晴らしかったが、どうやら、皆、いなくなってしまったようだ。

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熊井理左衛門~江戸のスーパーマン

 今、近世江戸で活躍した熊井理左衛門という人物の仕事を分析して、論文を書いている。

 熊井家は、江戸深川の名主の家で、代々、理左衛門を名乗っている。私が注目しているのは、文化から安政年間にかけての代の理左衛門である。
 天保改革の際に功があり苗字使用を許された名主として、その名前だけは一部の研究者に知られているが、肝心のその仕事内容については、まったくといってよいほど研究されてこなかった。

 そこで熊井理左衛門が関与したさまざまな仕事の史料を集めたところ、天保改革期から安政年間にかけての江戸の都市行政において、彼が果たした役割の重要さは、驚くべきものであることがわかった。

 どうしてこんな凄い仕事が今まで見過ごされてきたんだろう。

 彼の仕事については、すでに1本論文を書いており、拙著『江戸の民衆世界と近代化』(山川出版社、2002)の第7章に収録したが、その1本でカバーしきれず、今、続編というべき論文を書いている。

 彼の仕事は、僕の論文ごときの出来不出来にかかわらず、いずれ、もっと広く知られるようになると思う。将来、たとえば国史大辞典などの歴史辞典類では、同じく江戸の天保改革に関わった町奉行鳥居甲斐守忠耀や、御金改役後藤三右衛門などと同等か、それ以上のボリュームで取り上げられるべき人物。

 今の論文を書き終えたら、このブログでも、一度ゆっくり彼について紹介しよう。本当に面白い人だから。というか、異常なほど優秀な人。そのちょっと怖いぐらい桁外れの能力は、百数十年をへた史料からもヒシヒシと伝わってくる。
 僕じゃなくてもし理左衛門だったら、今の論文だって、僕の何倍ものスピードでさっさと書き上げちゃうんだろうな。なんとなく理左衛門に対して申し訳ない気分(もちろん、迷惑をかけている編集の方に対しても)。
 にしても、はぁー、疲れたぁ。このブログもなかなか更新できず、すみません。

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2005/06/11

Mr.Children、Mステ出演

昨日、テレビ朝日のミュージックステーションにミスチル出演。録画して仕事の合間に何度か聴いています。
「未来」。ポカリのCMソングになってる曲。CM以外で聴くのは初めて。

ミスチルでポカリだから、前曲の「イノセントワールド」みたいな曲かと勝手に想像してました。CMで流れるフレーズ部分だけ聴くと、やっぱり、さわやか系みたいだし。なんといっても、映像の綾瀬はるかちゃんのイメージが強烈だし。

でも、違った。実際はけっこう大人のテースト。自分の人生や恋愛の「未来」が、虚無によって蝕まれていくことへの抵抗の歌でした。ミスチル嫌いの人にしてみれば、こういう曲はともすると説教くさく感じられるのかもしれないけど、そのあたりは個人差があるのかもね。

早く全曲通して聴きたいな。

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2005/06/07

「私の研究は面白いですか?」11

こんど研究報告します
 この「私の研究は面白いですか?」シリーズでこれまで書いてきた内容、すなわち、江戸の広場に関する従来の盛り場論を批判し、都市民衆世界にとっての広場の存在意義を再評価する、といった話を、こんど人前で発表することになった。
 法政大学大学院のエコ地域デザイン研究所が来月はじめに開催する研究会で、江戸の広場・広小路について報告して欲しいと依頼され、それを引き受けたからだ。

エコ地域デザイン研究所
 ところで、このエコ地域デザイン研究所の所長は、あの陣内秀信さんだ。報告依頼があったのは何日のことだったのか忘れたが、たしか、この「私の研究は面白いですか?」シリーズの前回(第10回)で、従来の盛り場論に対して、少々厳しめの調子で批判をおこなった直後だったと思う。その際、盛り場論の提唱者の筆頭に挙げさせていただいたのが、他ならぬ、陣内さんだ。依頼を受けて、なんだか、すごいタイミングだな、とビビッてしまった。

返り討ち?
 といっても、今回の依頼は、まさか、陣内さんや、陣内さんに近い人たちがこのブログを読んで、「小生意気なことを書いている小林とかいう奴を返り討ちにしてくれよう。」と思われたからではないだろう。
 実は、陣内さんのお弟子さんのひとりが私の親しい友人であり、その友人を介して、陣内さんとも何度かお会いしたことがある。また、去年は、法政大学の工学部で半期の非常勤講師も勤めたりした。そんなご縁で、今回、報告させていただけることになったのだろう。

頑張らねば
 研究会には、陣内さんもご出席くださるとのこと。生産的な議論ができるような報告にしたいものだ。このブログで書いた盛り場論批判については、すでに論文や本で発表し、陣内さんにもお送りしている。
 だから、今回の報告では同じ批判を繰り返すのではなくて、江戸の広場について、より包括的な、新しい考察の枠組みを提示できればいいなと思う。

お詫びとお願い
 そんなわけで、この「私の研究は面白いですか?」シリーズも、こんどの研究報告の準備と平行して、部分的には当初の見通しをややあらためながら書いていきたいと思う。一気に結論まで書いちゃおうと思ってたけど、ちょっとペースが落ちちゃうと思う。数少ない、しかし、私にとっては大切な読者のみなみなさま。少し時間をくだされ。
 その代わりに、研究会当日の議論の内容も、許される範囲内で、このブログで紹介したいと考えています。

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