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2006/09/22

運動会というお祭り

 運動会のシーズンである。うちの子供たちも学校でダンスやらかけっこの練習にいそしんでいる。

 ふと、自分の運動会の思い出を振り返ってみる。もちろん幼稚園や学校の運動会も記憶にあるが、意外と強く印象に残っているのは、住んでいた町内の運動会や、父親の勤務先の社内運動会である。
 学校の運動会では、がんばって走っても何の褒美もなかったが(もしかしたら、ノートや鉛筆ならもらったことがあるかもしれないが)、町内運動会や社内運動会だと、お菓子の詰め合わせなどがもらえてうれしかった。
 大人たちが血相変えて転びながらリレーをやってる姿も印象的だったし、学生時代に陸上をやっていた父親の活躍が誇らしかった記憶もある。
 それから、町内運動会や社内運動会の場合は、会場の入り口付近にテキヤの屋台が何軒か並んだりすることがあり、それをひやかすのも楽しみだった。

 ああした町内運動会や社内運動会は、今、どうなったんだろう。
 多くの地域社会が、コミュニティーとしての実質を喪失した今、町内運動会なんて消えゆく運命なのか。いわゆる日本型雇用を放棄し、コミュニティー的機能を捨てていく会社の倉庫で、使われなくなった万国旗は埃をかぶっているのかな。
 あるいは、新人研修では駅前で大声をはりあげて歌わせたりする会社なんかが、今ごろも社内運動会の予行演習に熱を入れているんだろうか。

 そうした町内や社内における運動会という祭の歴史がちょっと気になった。学校や地域の運動会について、「近代」イデオロギーなんかとからめながら分析した研究ならありそうだ。
 社内運動会の歴史や現状に関する研究があればちょっと読んでみたいな。

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