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2007/04/10

初授業やら、すりだねやら

桜もかなり散って、新学期の始まり。今日から授業開始。

今年の前期の授業は、五つの大学で合わせて週8コマ。それ以外にも、東京都公文書館で朝から夕方までの勤務がだいたい週2日。ちょっと働き過ぎのような気もするが、まあ諸般の事情から仕方ない。

さて、今日は山梨の都留文科大学の初授業。遠方にて、朝が早い。

文大の学生さんたちに会うのもすごく楽しみだが、もうひとつの楽しみは食事。かの地には、吉田うどんという、隠れた(?)名物があって、それを食べるのが楽しみ。だいたい通勤途中のJR大月駅の食堂で食べる。あるいは大学の近所のうどん屋さん。

吉田うどんの特徴は麺の固さ。日本で一番固いうどんだという説もあるが、確かにそうかもしれない。ちょっと太めのその麺を濃めのかけ汁で食べる。具は、茹でてざく切りしたキャベツやニンジンなどの野菜に油揚げといったところ。素朴なこと、この上ない。

で、さらなる特徴は、この地方独特の辛い調味料を好みでふりかけるという食べ方。唐辛子やら山椒やらをすり鉢ですって作るらしいが、これがまた美味しい。元々、各家庭で作っていたらしく、今でもあまり市販されていない。吉田うどんの方は、ブームを狙って以前からお土産として売られていたが、一部のうどん専門店のお持ち帰りをのぞくと、この調味料は付いていない場合が多かった。

そこで、大月駅のキオスクで何度かリクエストしてみたところ、それが功を奏したのかどうかは定かではないが、昨年くらいから、この調味料の販売が始まり、うちではなかなか重宝している。豚汁などに振りかけても美味しい。この調味料の名称は「すりだね」というが、その語感に支障でもあるのだろうか、商品名は別の名前になっている。売れ行きが不調でまた販売中止になると困るから、大月駅に寄られた方は、ぜひ買ってみて一度お試しを。

さて、朝ご飯食べて、都留に出発!

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