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2009/05/03

サモエド・スマイル

 うちにはオス・メス2頭の犬がいる。もとは保健所で処分されそうになった犬たちで、3年ほど前、犬猫救護のボランティア団体を介してうちにやって来た。

 そんな素性のワンコたちなので、てっきり雑種だと信じていた。飼ってみると、純血種のワンコも良いが、雑種犬というのは、一匹一匹が他にないその犬固有の顔・かたちをしていて、それはそれで良いなぁと思っていた。

 オスの方は、ともかく人懐っこくて、口を開けると口角がすこしあがって、ちょうど笑っているようにみえる。で、最近まで、これがこいつの個性的な表情なんだとばかり思っていた。

 ところが、ときどき、このオスを見た人が、「サモエドですか?」と尋ねてくることが重なり、気になってネットで検索してみた。「サモエドっていったい何なんだ?」と。すると・・・あらら、うちの奴と同じ顔のオンパレード。てっきり、この世にひとつだけの顔だと思ってたのになぁ。ちょっと残念な気もする。まあ、よく似た仲間がたくさんいるのもそれはそれで良いか。

 サモエド犬は、ロシア・シベリアが原産で、もともと狩猟やそり曳きに使役されていたらしい。またサモエド犬のうちの純白なのを小型化したのが、かつて大人気だったスピッツだそうだ。
 うちでも、サモエドって犬の種類を知らない頃は、うちの奴は、秋田犬とスピッツの混血に違いない、と冗談で話していた。

 で、このサモエド犬ってのは、子犬がけっこうな値段で取引されているらしい。そんな高い犬がどうして捨てられたんだろう?ちょっと調べると、日本では、サモエドは白い毛が喜ばれるらしい。うちの奴はけっこう薄茶色がかっている。それから、うちの奴の鼻はピンク色だが、鼻は黒の方が好まれるらしい。そんなこんなで売れ残って捨てられちゃったのかなぁ?まあ、本当のことはわからないけども。

 といった人間の思惑とはまったく関係なく、食いしん坊のうちの奴は、散歩の際も、散歩仲間の皆さんに愛嬌をふりまいてはおやつをもらい、楽しい毎日を過ごしているらしい。ただし、うちに帰ると、同居のメスに、完全に尻に敷かれてしまい、へいこらしてるけど。まあ、それもそれで彼は納得しているらしいがPhoto_2

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