吉田光男『近世ソウル都市社会研究』の書評を聞きに
今夜は、吉田光男さんが書かれた朝鮮近世都市史の研究書、『近世ソウル都市社会研究-漢城の街と住民』(草風館、2009.2.)の書評会に出かけてみるつもり。
このブログでもちょっと書いたけど、最近、ソウルという都市に興味をもっている。特に興味をもっているのは、自分のこれまでの研究との関連で、ソウルの市場や露店の世界。
今年の夏休みも、単独でソウルへ調査旅行にいくつもり。今回は、できたら通訳を誰かにお願いして、これまでのソウル旅行で通って見知った市場や露店の人たちに聞き取りもしてみたいなぁ、と夢を膨らませている。
もちろん、こうした市場や露店の世界の特徴や存在意義を考えるには、その周囲の都市社会も視野に入れる必要がある。さらに、上掲の吉田さんの本には、市場に関する論文も収められている。というわけで、この本を読み始めていたところ、タイミングよく、かつて頻繁にお邪魔していた研究会が書評会を開催するとの案内メール。ここ何年かご無沙汰の研究会で、なんとなく敷居が高いが・・・まあいいや。そんな過剰の自意識はともかく、まずは書評が楽しみだー。
次回の記事は、この書評会の報告かな。
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