2011/05/12

伊藤静「モンスターフェイク」(『週刊モーニング』)

 本日発売の『週刊モーニング』(24号、2011年)に、伊藤静さんの「モンスターフェイク」が掲載されます。3週連続での読み切り作品。

 「実力派」漫画家の伊藤静さん。粗製乱造という言葉とはまったく正反対の、しっかり練られた作品を描かれる作家さんだと思います。今回、私もほんの少しだけ時代考証的なお手伝いをさせていただきました。とても面白い仕事でした。

 「モンスターフェイク」。天保期の江戸で見世物用の細工物を作っている、風変わりな天才職人の男が主人公のお話です。私は、登場人物のなかの蛇女のファンになってしまいました。

 ぜひお読みくださいませ。おすすめです。

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2006/11/13

私の好物、カキのスパゲッティに「のだめカンタービレ」

久しぶりにスパゲッティのレシピなど。このブログに載せるレシピは、オリジナルか、あるいは、ほんの少しでも自分で工夫を加えたものに限定してきましたが、今回は掟やぶり。

だって、この季節、僕の一番の好物スパゲッティだから。レシピは、有名な落合務シェフによるものです。カキが好きな人は絶対作ってね。ホント、美味しいから。

玉ねぎ四分の一個から二分の一個をみじん切りにして、フライパンに入れ、オリーブオイルを加えて弱火で加熱(落合シェフは玉ねぎじゃなくてエシャロット)。いわゆるソフリットです。同時にスパゲッティを茹でるお湯を沸かし始める。玉ねぎが透き通って、さらに軽く色づいてきた頃を見計らって、細めのスパゲッティを茹で始める。その茹で上がりまで残り4分くらいのタイミングで、玉ねぎの入ったフライパンの火を強め、むき身のカキを入れてフライパンをゆする。カキの色が白っぽくなったら、白ワインを入れてしばらく加熱し、次にバター。煮詰まり過ぎたら水を少し入れてのばす。塩と胡椒で味を調える。コショウはあらびき。黒胡椒でアクセントをつけるのが良いかも。最後に万能ネギの小口切りを入れてフライパンは弱火に。そこへ茹で上がった麺をよく湯を切って投入してあえる。

 今日も作ろうかな。レシピ書いてたらムショーに食べたくなった。カキのスパゲッティ食べて、ちょっと濃い口の白ワイン飲んで、楽しみにしている月曜ドラマ「のだめカンタービレ」観て、風呂にでも入れれば極楽なんだけどな。
 だけど、仕事が、仕事が、仕事が。。。。。。orz

 それはともあれ、のだめカンタービレの主演、上野樹里の演技はすごい。本当にすごい。のだめそのまま。ナナ=中島美嘉を超えるかな。竹中直人の怪演も。ドラマ観始めてから後、原作のコミック読み返していると、それまでフツーに読んでいたシュトレーゼマン(ドラマでは竹中直人が演じる超大物ドイツ人マエストロ)のセリフが、全部、頭の中で竹中直人の口調に変換されちゃう。強烈だぁ。

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2005/09/21

NANA おとな買い

話題のコミック、矢沢あい『NANA-ナナ-』の1~3巻(集英社、りぼんマスコットコミックス)を買った。

中・高生の頃だったら、1冊ずつ買うところだけど、そこは大人。
まとめて3冊の“おとな買い”。 まあ、1冊390円だったし(笑)。

そんな話はともあれ・・・
13巻まで出ているこの『NANA』。累計で2600万部発売。2600万!すごい!
しかも、現在、品切れ状態の本屋さんも多くて、まだまだ売れそう。

基本的に、私、メジャー信仰。
たくさんの人が“良い”と思うものは、実際、良い(ことが多い)、と信じてます。

そんなわけで、遅まきながら、『NANA』を読んでみることに。

ひょんなことからルームシェアして暮らす二人のNANA。
かっこいい女性ヴォーカルのナナと、恋愛依存症の奈々の二人の物語。

1巻収録部分は、読み切りを前提にかかれたらしく、正直、どうしてこれが大ヒットなの?という感じ。

ところが、連載へと切り替えられたあとの2巻、3巻を読むと、だんだん面白くなってくる。
もし1巻だけ買ってたら、その後は買うのをやめてたかも。“おとな買い”して良かった。
帯にあった「進化する少女まんが」ってコピーは、なるほど正しそうだなっと。

3巻までだと、まだ累計2600万部の魅力の真髄には到達しない感じがするけど、期待大。


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