江戸歴史塾を開設します
久しぶりの更新(^^;
今度、江戸歴史塾と名づけて、都市江戸の歴史専門のミニ・カルチャースクールを開設します。
講演、歴史散歩、古文書講座、研究会など、盛りだくさんでやっていきたいと思ってます。
詳細が決まったら、こちらの新ブログ「江戸歴史塾」の方でご案内します。
乞う、ご期待!
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今度、江戸歴史塾と名づけて、都市江戸の歴史専門のミニ・カルチャースクールを開設します。
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昨日に引き続き、今日も東京都公文書館で『東京市史稿』産業篇の編さんに従事。
夕方からは神田の日本大学法学部で都市論の講義。池袋北口のチャイナタウンを取り上げる。
さてさて、出勤しますか。
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ついついブログの更新を怠ってしまう(^^;
とりあえず、日記のようなスタイルで再開して更新のペース作ろう。
今日の仕事は、東京都公文書館に出勤。『東京市史稿』産業篇の編さんに従事。
その後、夕方からは明治大学の和泉キャンパスで日本近代史のゼミを1コマ。
あ、そうそう。
次の巡見は、10月29日土曜の午後です。詳細はまた近日中に。
ヒルズめぐりをやりまーす。趣旨はこちら。
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昨日の町あるきはお疲れさまでした。
お約束した、国会図書館オンラインサービス利用の手引は、土曜午前中に作成し、このブログに載せます。いましばらくお待ちください。
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先々週に発売された、『江戸の都市プランナー』の宣伝です。
みなさん、買ってくださいね(笑)。お願いします。
出版社は、柏書房さん。税込で2310円です。
本書は、江戸時代末期の江戸の町人、熊井理左衛門という人物の伝記です。
熊井理左衛門は、もともと、江戸深川の町で、名主を務めていました。
名主というのは、当時江戸に1600個くらいあった町の代表であり、各町内の支配にあたる役職です。本来はひとつの町にひとりの名主が原則ですが、この頃の名主は、ひとりで数町から十数町の支配を担当していました。
人口50万の江戸の町方に、だいたい250人くらいの名主がいて、熊井理左衛門もその中のひとりでした。
ところが、この熊井理左衛門という人は、とてつもなく優秀な人で、次第次第と幕府から重用されていくことになり、全名主のトップリーダーとなって、江戸町方の行政の中心で辣腕をふるうことになります。
天保改革期以降では、理左衛門なくして江戸町方の行政は成り立たないといっても過言でないほどの、大きな存在となります。
しかし、安政4年、とうとう、そんな理左衛門が邪魔になった町奉行所の役人の陰謀によって理左衛門は・・・・というお話です。
理左衛門が活躍した世界、すなわち、個別の町を超えた広域的な江戸町方社会を対象とする政治・行政の世界は、制度上、武士身分の人々が中心となって動かす世界でした。そのため、歴史研究者の注目も、ほとんど、そうした武士身分の人々に集まります。たとえば、天保改革期であれば、老中水野忠邦や町奉行の鳥居耀蔵、遠山景元といった人々です。
そんなわけで、果たしていた役割のすごさにもかかわらず、町人である理左衛門のことを知る人は、ほとんどいません。
別の見方をすれば、そんな武士中心の制度のなかで、町人であるにもかかわらず、多くの仕事を次々に成し遂げていく理左衛門の力量は、けたはずれに大きかったといえます。
そういう熊井理左衛門のことを、たくさんの人に知ってもらいたくて、今回の本を書きました。また、多岐にわたる理左衛門の仕事をおいかけることで、江戸の社会の諸方面にふれることができるようにとも思って書きました。
熊井理左衛門という、“未発見”の歴史的重要人物のことを知り、同時に、江戸の社会状況も知る、というねらいの本です。
本書のなかに出てくるさまざまな事件や江戸の町の状況は、史料や歴史研究にもとづく、いわゆるノンフィクションです。
他方、理左衛門の心理描写が、それなりの量でもって挿入してあります。その部分は、歴史小説、フィクションです。
ノンフィクションとフィクションが混在して紛らわしいのではないか、と思われるかもしれませんが、読み進めていく上で、だいたいその区別はできるように書いたつもりです。
そんな余計なフィクションは要らない、という方は・・・・とりあえず本書を購入していただき(笑)、巻末にあげた参考文献のなかにある、私の書いた学術論文や研究書を読んでくださいませ。よろしくお願いします。
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大学系の夏休みも残りわずかになってきました。宿題がぜんぜん片付かず、先月末の娘たちへのお説教が、わが身に返ってきます。
さて、各大学の授業が始まると、今年は例年よりは大学系の仕事が減ってしまいましたが(泣)、それでも5つの大学で合計週8コマに出講します。学生のみなさん、よろしくね。
それから、東京都公文書館へは、例年どおり、専門史料編さん員として、週2日の出勤です。
というわけで、大学系の仕事が減ってしまった分、市民講座やカルチャースクールその他の仕事を頑張りたいと思います。
以下、そうした仕事のご案内です。
①9月12日
港区立生涯学習センターの「さくらだ学校」の講座。「幕末から維新へ―激動期の日本を考える」というシリーズのトップバッターにて「巨大近世都市江戸の変貌―床店と大店」と題した講義をやります。が、こちらはすでに募集締め切りです。
②9月20日
この日は、時代劇専門チャンネルの「時代劇おもしろ雑学虎の巻」の収録。台本予習もがんばらねば。
③9月21日(金)
中央区民カレッジ『巨大都市江戸の歴史・後編』の第2回「歌舞伎と相撲」で講演。
こちらでは、ひきつづき、10月19日に第4回「列強の接近」、11月30日第6回「江戸幕府の滅亡」も担当します。
こちらも受講者募集は終了。
④10月25日(木)~
同じく中央区民カレッジ『もう一度学ぶ日本中世史』の第2回「室町幕府と勘合貿易」で講演。
こちらでは、ひきつづき、11月22日に第4回「下剋上の社会・戦国の世」も担当します。
こちらも受講者募集は終了したみたいです。もし来年度も担当させていただければ、その機会にまた。
⑤10月31日(水)
朝日カルチャーセンター新宿教室にて、「江戸名所図会で歴史散歩」の講演。今回は、芝高輪方面を取り上げます。11月7日(水)に、芝高輪を町あるきです。ふるってご応募ください。
詳しくはこちらをクリックしてください。
⑥11月21日(水)~(シリーズ初回は11月7日)
江東区亀戸文化センター講座「江戸の女たち~女ごころの記憶~」で講演。
こちらは、現在、受講者募集中です。ただし、定員は20名なので、お早目のお申し込みがいいかもしれません。
詳細は、こちらをクリックしてご覧ください。
全5回のシリーズで、初回は山本博文さんがご担当です。私はそのあとをひきついで、残り4回を担当します。教室での講座と町あるきとを組み合わせた内容で、面白いと思います。
11/7(水)講義「大奥で働く女たち」山本博文さん
時間:19:00~20:30
会場:亀戸文化センター7階会議室
11/21(水)講義「吉原の花魁姿野と男たち」小林信也
時間:19:00~20:30
会場:亀戸文化センター7階会議室
11/28(水)外出「吉原遊郭の跡をめぐる」小林信也
時間:13:00~14:30
現地集合・解散
12/12(水)講義「江戸本郷-裏長屋に生きる女たち」小林信也
時間:19:00~20:30
会場:亀戸文化センター7階会議室
12/19(水)外出「湯島本郷界隈をめぐる」小林信也
時間:13:00~14:30
現地集合・解散
こうしてみると…10月前半がちょっと時間に余裕があるかな。その機会に頑張って原稿書こう。
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前の記事でも書いたとおり、大学の専業的非常勤講師にとって、時間に少し余裕ができてかつ収入の落ち込む夏休みは、アルバイトで頑張る季節です。
先週の月曜と火曜は、東京都公文書館の仕事で広島出張。広島大学の図書館で、熊本人吉藩の江戸屋敷の日記を閲覧。
そのあと、水曜は、昨年以来継続的に出講している、中央区民カレッジ@築地社会教育会館の講義。
「巨大都市江戸の歴史」と題した前編・後編合わせて12回(そのうち5回を担当)の講義の初回でした。今回のタイトルは「幕藩体制の成立」。
定員60名のところ、ほぼ満員。暑い中、受講者のみなさま、ありがとうございます。
さて、今週以降はひきつづきカルチャースクールや市民講座が入ります。
①あさって、8月28日(火)は、上記、中央区民カレッジの続き。タイトルは「江戸庶民の生活」。こちらはすでに募集締め切り。
②8月29日(水)は、朝日カルチャーセンター新宿教室で『江戸名所図会で歴史散歩』全2回のうちの初回「浅草寺境内を探訪する」。今回は浅草寺境内を集中的に。29日は新宿の教室で名所図会と古文書の解読。9月5日(水)の2回目に実際に浅草寺を歩きます。
こちらは、当日お申し込みのご出席も可能です。暑さのせいか、あるいは、みなさん歩き慣れちゃった場所のせいか、ほぼ満員だった前回の日暮里の回より、出席者が少なめです。ションボリ。ご都合の良い方はぜひぜひいらっしゃってください。詳しくはこちらをご覧ください。
③8月31日(金)は、巡見「江戸を縦貫する」の今年3回目。詳しくはこちらをご覧ください。
④9月12日は、港区生涯学習センターの「さくらだ学校」の講座。「幕末から維新へ―激動期の日本を考える」というシリーズのトップバッターにて「巨大近世都市江戸の変貌―床店と大店」と題した講義をやります。8月31日まで受講者募集中です。ただし、港区在住か在勤の方が対象です。よろしかったら。詳しくはこちらをご覧ください。
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8月中旬を過ぎて、大学関係のお仕事も、やっと一段落。
いちおう少しは夏休みらしくなってきた。
とはいえ、フリーターの身ゆえ、その間、休んでいたら干上がってしまう。
バイトに精を出さねば。
昨日は、CSの時代劇専門チャンネルの収録。メインの時代劇放送の合間に、スポットで入る情報系番組。「時代劇おもしろ雑学虎の巻」というタイトル。2年前くらいから時々呼んでいただいてる。
MCは、はしのえみさん。
もうおひとりのレギュラー出演者が、テレビの「鬼平」や「剣客商売」の名プロデューサー、能村庸一さん。
このお二人を相手に、江戸の歴史に関するちょっとした解説をする“先生”が僕の役割。
昨日は、「江戸の火事」と「江戸の火消」の2本収録。
これまで、かれこれ10本以上は出演したと思うけど、相変わらず慣れない仕事。緊張するし、僕のミスで周囲にしばしば迷惑かけてしまう。
でも、はしのさんや能村さん、そして、顔見知りになってきたスタッフの皆さんとのあいさつやおしゃべりが楽しみで、自分としては、厚かましくも、まったく苦に感じない仕事。
まあ、こんな僕でも現場では“先生”扱いはしていただけるし。
それから、実は、10年以上、「王様のブランチ」観てます。
はしのさんが今のようにメインレギュラーになる前からの“はしのさん推し”でした。
恥ずかしくてご本人にはまだ告白していないけど。
そして、中村吉右衛門の「鬼平」も大ファン。
昨日は、休憩中にお隣でお弁当いただきながら、能村さんに「鬼平」の話をしてもらえた。感激。役得。
また次回が楽しみ。
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3年前くらいから、江戸文化歴史検定の関連講座「江戸楽アカデミー」の講師をやっています。
本年度の夏期講座も、僕が担当する2回は無事終了。
テーマは、7月15日の1回目が「江戸のグルメ」、そして一昨日29日の2回目が「吉原と岡場所」。
おかげさまで、1回目は定員35名のところ、事前受付にて札どめ満員御礼。2回目も25名の方にお越しいただくことができて、まずはほっと一安心。
「グルメ」の方は、自分自身が食いしん坊なので、講座の準備にも、自然、気合が入りました。高級料亭の話、そして、いちおう得意分野の屋台の話、あとは、江戸のうどんと蕎麦のことなども取り上げさせていただきました。
「吉原と岡場所」の方も、自分自身が…というわけではないのですが、最近、興味をもっているテーマなので、こちらも頑張りました。
このテーマは、江戸楽アカデミーだけではなく、あちこちの講座で取り上げることが最近増えていますが、その準備作業を通じて、従来の江戸の売春に関する研究に対して、だんだん不満がつのってきました。
たとえば… 江戸で売春を生業とする女性たちを、たいていの研究は、大きく二つに分類します。公認の遊郭で働く遊女と、それ以外の非合法売春に携わる隠売女との二つです(まあ、今回の僕の講座のタイトルもそれに追随しちゃってますが)。
しかし、これは、基本的に、当時の為政者の視点にたった分類です。売春に従事する女性たちの実態に迫ろうとする場合、これとは違う、そうした女性たちの視点にたった分類が可能だと思えてきました。とても重要な論点だと思えます。
今の僕にはそのことを論文にまとめあげる余力は全然ありませんが、今後も市民講座やカルチャースクールなどで、このテーマを担当する機会に、少しずつ、研究を深めていければいいかなぁと。
まだ未公表なので詳細は書きませんが、今秋も都内の某区の講座で、江戸の遊女について複数回お話しをさせていただける見込みです。とてもありがたいです。それ、頑張ろうっと。
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