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2023年4月23日 (日)

本当に見えたの?八見橋

 「八見橋」というのは一石橋の別称であった。この一石橋の付近で、日本橋川と外堀と道三堀とが交差していたため、この橋からはそれらの水路に架けられた何本もの橋々を一挙に見渡すことができた。

 すなわち、日本橋川に架かる日本橋と江戸橋、外堀に架かる常盤橋と呉服橋と鍛冶橋、道三堀に架かる道三橋と銭瓶橋、以上の7本に一石橋自身を加えた8本の橋が見えるとして、一石橋は「八見橋」とも呼ばれたのである。

 しかし、本当に8本の橋が見えたのかどうか。これに疑問を持つ人も少なくない。特にもっとも離れた場所にある鍛冶橋については疑問視する人が多い。

 そこで『発見!江戸名所図会』第2回「本当に見えたの?八見橋」では、明治初期に作成された大縮尺の測量地図を利用して8本の橋が見えたかどうかを検証してみた。果たして鍛冶橋は見えたのか、見えなかったのか。他の橋はどうだったのか。

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